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自分に合うどれか1冊を選ぶためのリストです。レベル感は異論あると思います。必ずしも全ての本を読んでいるわけではありませんし、順番に読んでいけという意味でもありません。中級くらいまでは(高校数学がある程度できる人は)いきなり読んで大丈夫だと思いますし、大抵の経済学部生は初級のうちどれか1冊ができれば十分です。リスト作成者の著書が強調されていますが意味はありません。(他に付け加えるべき書籍があれば教えてください)
- 《注意》 高校数学の参考書をまず復習してから…と思う方もいるかもしれません。しかし初級の経済学で使う範囲を学ぶには高校数学は過大かつテクニカルなところが多い印象です(例えば三角関数や整数問題、複雑な組み合わせ問題、および共通テスト・大学入試問題のうち基礎的でないような問題を解く技術の多くは初級の経済学ではまず使われません)。その一方で経済学でよく使われる多変数の微分や数理最適化に言及するものは稀です。なので初級の経済学で使う数学を学ぶという目的であればいきなり経済数学の本で大丈夫だと思います。
レベル1(初級)
石川「経済学と(経済学、ビジネスに必要な)数学がイッキにわかる!!」
白石「経済学で出る数学・ワークブックでじっくり攻める」
西森「これから経済学を学ぶ人のための数学基礎レッスン」
新版
丹野「経済数学入門 初歩から一歩ずつ」
小林「経済学のための数学15講」
小杉「経済学部生のための数学-高校数学から偏微分まで」
レベル2(初級から中級)
チャン「現代経済学の数学基礎」
田中「経済数学入門の入門」
尾山・安田「改訂版:経済学で出る数学」
多鹿「読んで理解する経済数学」
レベル3(中級)
ドウリング「例題で学ぶ入門経済数学」
小宮「入門 経済学のための微分・積分: 高校数学から経済数学へ」
小林「経済・経営のための 数学教室: 経済数学入門」
入谷・加茂「サピエンティア経済数学」
門川「よく分かる経済数学入門講義」